以前の記事でKindleGenなどの使い方を紹介しましたが、Kindleもepub対応するとニュースになっていました。メール転送でepubが使えるようになるだけみたいなので、個人的にはもうしばらくはKindleGenも使って行きたいと思っています。
電子書籍管理ソフトウェアの「Calibre」で変換したepubが、KindleGenで変換できないケースがあります。Calibreでmobiなりazw3なりに変換すれば良いのでしょうが、設定が正しくないためか、レイアウトが崩れ表示が壊れるケースに見舞われたので、Pythonで変換スクリプトを書きました。
と言っても、画像中の左のファイル構成になっているものを、右のファイル構成に変換するのが主な処理です。万能なコードではなく、KindleGenが上手く処理できない一部のケースのみに対応しているので、ご留意ください。
日本語の縦書き書籍(漫画などではない)を想定しており、スタイルシートは、「電書協 EPUB 3 制作ガイド ver.1.1.3 2015年1月1日版」から一部のファイルをコピーして使用しています。事前にダウンロードして解凍して同一階層に必要なファイルを置いてください。
バグ等もあるかと思いますので、参考程度にご利用いただけると幸いです。
関連記事
ePubをKindleで読めるように変換する方法