⚠️ 注意本記事では、Google Maps系の地図タイルを foliumに読み込んで表示する方法を紹介していますが、これらのタイルURLはGoogleが公式に公開しているものではありません。今回の方法はあくまで個人の検証・学習・備忘録用として記録しており、自己責任での利用を前提としています。公開用途や商用利用には適さない点をご注意ください。
Google Mapsの背景地図タイルURL一覧
表示モード | タイルURL(tiles= に指定) | 説明 |
---|---|---|
Google Maps | https://mt1.google.com/vt/lyrs=m&x={x}&y={y}&z={z} |
通常の地図表示 |
Google Satellite | https://mt1.google.com/vt/lyrs=s&x={x}&y={y}&z={z} |
航空写真 |
Google Hybrid | https://mt1.google.com/vt/lyrs=y&x={x}&y={y}&z={z} |
航空写真 + ラベル |
Google Terrain | https://mt1.google.com/vt/lyrs=p&x={x}&y={y}&z={z} |
地形図(陰影・地勢) |
Google Maps系のタイルは通常、ズームレベル 0〜18 に対応しているみたいです。
サンプルコード
foliumで使う場合の操作制限について
foliumでGoogle Maps系のタイルを表示する場合、Google Maps公式のような細かい操作はできません。
- 背景地図は静的なタイル画像を重ねているだけなので、マップ上のオブジェクトをクリックして情報取得やルート検索はできません。
- ズームやパンはfolium(Leaflet)が対応しますが、Google Maps特有のストリートビューや動的情報の表示はありません。
- マーカーやポップアップはfoliumで自由に配置できますが、Google Mapsのような豊富な連携機能はありません。
これらの点を理解したうえで、用途に応じて使い分けるのがおすすめです。
Google Mapsのようなインタラクティブな地図体験を期待する場合は、Google Maps APIなどの公式ライブラリを利用しましょう。
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